『食品と開発』誌面から

新規食物繊維素材タマリンドファイバーの機能性【食品と開発 素材レポート】🔒

執筆者

食品と開発のアバター

㈱フリーマンニュートラグループ


はじめに

近年、腸活は健康志向の高まりやストレス社会の影響を背景に大きく注目を集めている。特に、腸が免疫機能の大きな役割を担う重要な器官であるという研究成果が広く知られるようになり、「腸を整えることが健康につながる」という認識が一般に浸透したことがブームの大きな要因となっている。

また、大手調査会社マクロミル社が1万人を対象に実施した「おなかの弱い人に関する調査」でもお腹の悩みを持つ人は35.2%であり、その中でも腸に関する悩みを持つ人は26.4%と最も多く、大きな部分となっている。また腸に関する悩みを持つ人はそれ以外にもストレスや肩こりなど複合的な多くの悩みを持つことも明らかとなった。

腸は精神や脳機能と相関があるという脳腸相関に加え、最近では皮膚にも影響を与える脳腸皮膚相関という考え方もあり、腸内環境から精神的な面だけでなく肌やアレルギー症状への影響を及ぼすことが知られている。

今回紹介するのが、新規食物繊維素材 「タマリンドファイバー」である。これまでの腸活では腸内細菌を主体として、そのバランスを整えるために、乳酸菌やビフィズス菌などの善玉菌を摂ること(プロバイオティクス)やその餌となる食物繊維・オリゴ糖等を摂る(プレバイオティクス)やその組み合わせ(シンバイオティクス)を摂取するといったことが大きな流れであった。

一方で、ここで注目したいのが、その腸内細菌叢の土台となる腸管(腸壁)である。この腸管自体のバリア機能が最近注目されている。タマリンドファイバーの主成分キシログロカンは腸管のバリア機能をサポートする食物繊維であり、その機能について詳述したい。

🔒この記事は雑誌に収録されています。

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食品と開発2026年6月号

【2026年6月号】特集/食品産業のサーキュラーエコノミー ~未利用資源の利用・アップサイクル中心に

『食品と開発』誌面から

リポソームビタミンC─臨床データが示す高吸収と細胞保護能─【食品と開発 素材レポート】🔒

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