『食品と開発』誌面から

食品安全認証を経営戦略の軸へ――GFSI承認規格の意義と国内動向【食品と開発5月号 特集1】🔒

執筆者

食品と開発のアバター

一般社団法人 日本能率協会 審査登録センター 審査部 FSMS技術部長 関根 吉家


はじめに

食品安全マネジメントシステムの国際規格であるISO 22000が発行された2005年から四半世紀が経過した。日本国内においては、2021年6月の食品衛生法改正に伴い、HACCPシステムに沿った衛生管理の運用が法制化されてから数年が経ち、制度としての定着期を迎えている。現在、多くの食品事業者が直面している課題は、国内市場の成熟と人口減少に伴う「海外展開の模索」、そして原材料高騰や深刻な人手不足といった「構造的課題」への対応である。

こうした環境下において、食品安全マネジメントシステム(FSMS)は単なる「衛生管理の社内ツール」の域を超え、グローバルなサプライチェーンにおける「共通言語」、あるいは「取引のパスポート」としての役割を急速に強めている。

本稿では、GFSI(世界食品安全イニシアチブ)の理念を確認するとともに、主要な承認規格の国内普及の背景、および実務者が経営戦略として押さえるべき本質的な考え方について概説する。

🔒この記事は雑誌に収録されています。

続きは『食品と開発』2026年5月号にてご購読いただけます。

食品と開発2026年5月号

【2026年5月号】特集/食品の安全確保のための取り組み

『食品と開発』誌面から

【2026年5月号】特集/食品の安全確保のための取り組み

健康食品の安全性確保のためのGMPの概要【食品と開発5月号 特集2】🔒

関連記事

  1. 天然調味料 天然調味料の市場動向 ~ 美味しさプラスαの付加価値競争の時代に…
  2. laboratory testing of different food products. Selective focus. 精度を保ち業務の効率化を図る 簡易・迅速微生物検査法の開発動向【…
  3. 【2025年11月号】特集/可溶化・安定化・吸収性向上素材と技術 リポソーム化粉末が拓く有用成分の生体利用率向上:吸収困難なビタミ…
  4. 食品と開発2025年9月号特集I-3 果物の安定供給へ向けた輸出入商社の取り組み【食品と開発 9月号特…
  5. アップサイクル 長岡市の未・低利用資源の高付加価値化への取り組み~バイオから新産…
  6. 食品と開発 5月号特集2 アレルギー物質を含む食品の検査法【食品と開発 5月号特集2】&#…
  7. A bottle of milk with a green farm in the background. 世界が注目:科学的アプローチで見る乳たんぱくの多面的ベネフィット…
  8. 202506feature (2) 香料を活用した原料代替提案とその効果-香りのチカラで支える、食の…

お問い合わせ

毎月1日発行
  年間購読料 33,000円(税込)
      1冊 3,300円(税込)

食品開発展2026

PAGE TOP