『食品と開発』誌面から

発酵フラボノイド素材 RenoSorb™シリーズ―次世代フェムケアソリューションを支える天然由来の持続型吸収設計 ―【食品と開発 素材レポート】🔒

執筆者

食品と開発のアバター

㈱ピー・エイ・アイ・ジャパン 研究開発ディレクター 博士(医学) 嘉島 康二


1.RenoSorb™シリーズとは

植物由来ポリフェノールの機能性を市場で生かすうえで重要なのは、成分そのものの含量だけではなく、どのような形で吸収され、どのような時間軸で体内利用されるかという視点である。一般にフラボノイドはアグリコン型と配糖体型に大別され、吸収速度や血中動態が異なることが知られている。

RenoSorb™シリーズは、納豆菌発酵の力でフラボノイドの可能性を引き出し、生体内利用効率の向上という新たな価値を提案する素材シリーズである。RenoFlavone™は大豆由来、RenoCidin™はヘスペレチン系、RenoSage™はルテオリン系フラボノイドを基盤とし、いずれも発酵による分子多様化により、従来素材とは異なる吸収特性と使いやすさを追求している。

近年、発酵食品研究の進展によって、発酵過程でリン酸化体などの修飾フラボノイドが生じ得ることが報告されている。この知見は、発酵が単なる前処理ではなく、吸収特性そのものに関与する分子設計プロセスとして機能し得ることを示唆する。

🔒この記事は雑誌に収録されています。

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食品と開発2026年5月号

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