健康食品の形状は錠剤を中心に粉末・顆粒、ソフト/ハードカプセル、ゼリー、小瓶飲料などの、医薬品に近い形態のほか、昨今人気のグミやチューインガムなど一般食品に近い形態のものまで多岐にわたる。製造については専門の企業が請け負い、各社ごとに独自性を持った受託製造加工の市場を形成している。
国内には健康食品の有力な受託製造企業が100社ほどあるが、それらを対象に昨年末、健康産業新聞が行ったアンケートによると、2025年の売り上げで増収と答えたのは59.7%で、24年の51.3%から8.4ポイント増加。26 年は62.3%が増収を見込む。人手不足やコスト増といった課題は残るものの、ひとまずは底を打ったという印象だ。
一方でここ数年好調だった海外展開については一服し、いささか弱含みである。海外向け(越境ECを含む)受託を行っている企業は62.0%と昨年比で4.4ポイント減少。輸出状況について「割合は増えている」回答は昨年比9.6ポイント減少した。主要取引国は昨年同様、中国、台湾、ベトナム、香港、米国、タイと続くが、外交問題が懸念される中国は昨年比7ポイント減少。3 位のベトナムで輸出品に対する規制強化の影響もあり昨年比2ポイント減少している。
またインバウンドの状況についても「割合は増えている」との回答は5.8ポイント減少した。海外需要が高い品目としてはNMN、ナットウキナーゼ、コラーゲンが継続。そのほか抹茶を挙げる回答が複数あった。
品質・安全管理システムの導入状況
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