『食品と開発』誌面から

食品リサイクルの推奨とロス削減を目指して【食品と開発6月号特集1】🔒

執筆者

食品と開発のアバター

農林水産省 新事業・食品産業部 食品ロス・リサイクル対策室 木村 好克


はじめに

サーキュラーエコノミー(循環経済)は、資源を使い捨てる社会から脱却し、資源の投入量や廃棄量を抑えながら、資源の価値を可能な限り維持し循環させる社会へ転換する経済システムである。その実現に向けた主な取組として、資源の、①発生抑制(リデュース)、②再利用・再分配(リユース)、③再生利用(リサイクル)が挙げられ、食品分野であれば食品の売れ残りや食べ残しの発生抑制、飼料や肥料等への再生利用等の取組が挙げられる。我が国はエネルギー資源等を輸入に依存しているため、資源を最大限活用し、付加価値を創出する観点からも、サーキュラーエコノミーへの転換が求められている。

このような状況の中で、食品分野は資源循環と価値維持の両面において、サーキュラーエコノミーの中核を担う分野の一つとして期待されている。政府では、事業系食品ロスの削減について2030年度までに2000年度比50%削減とすることを目標としていたが、2022年度に前倒しで達成し、2000年度比60%削減を新たな目標としている。その実現に向けては、サプライチェーン構造や商慣習等の課題にも対応する必要がある。本稿では、食品ロス削減や食品リサイクルの現状と課題や関連施策について紹介する。

🔒この記事は雑誌に収録されています。

続きは『食品と開発』2026年6月号にてご購読いただけます。

食品と開発2026年6月号

【2026年6月号】特集/食品産業のサーキュラーエコノミー ~未利用資源の利用・アップサイクル中心に

『食品と開発』誌面から

IFFは食品原料事業をCVCに売却する契約を締結 

長岡市の未・低利用資源の高付加価値化への取り組み~バイオから新産業創出へ~【食品と開発6月号 特集2】🔒

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